授かり婚ならウエディングドレスでマタニティフォトも

近年、結婚するカップルの約4割が授かり婚であり、ウエディングフォトやマタニティフォトの需要が増えています。その為、ウエディングドレスのサイズやデザインも、マタニティの方でも多くの種類から選ぶことができるようになりました。その場にないサイズのものであっても、お取り寄せなどが可能なので、マタニティだから着ることができないということはありません。

ふんわりとしたデザインであれば、お腹のラインも隠れるため妊娠中であるとわからないドレスも数多くあります。ですが、マタニティという期間は、人生において本当に短い特別な時間であり、そう何度も経験できないことです。そしてその期間を写真に残すというのも、様々な理由から何度もできない可能性もあります。なので、あえてお腹のラインを隠してしまわずにマタニティフォトを撮影するというのも授かり婚ならではの貴重な思い出になります。

マタニティフォトの大半は私服での撮影やボディペイントですが、マタニティとウエディング、2つのおめでたいことが重なっているので、女性が一番キラキラ輝くウエディングドレスを着てマタニティフォトを撮影するのはとても素敵なことです。私自身が撮影した際は、まずウエディングフォトとして旦那様と様々なポーズで撮影をしました。

生涯を共にする旦那様との写真は、それだけでとても幸せなものでした。プランナーの方々がたくさん気遣いをして下さり体調面も考慮して下さったので無理なく撮影ができ、いつも通りの自然体で撮影にも臨むことができました。そして、マタニティフォトもそのままウエディングドレスにて撮影し、2人の宝物である小さな命が、いま私のお腹で育ってくれているという幸せを写真に残したいという気持ちで撮影しました。

すると撮影の途中に旦那様がお腹にもキスをしてくれていて、その瞬間をカメラマンさんが写真に収めて下さいました。その様子を見ていたカメラマンさん、プランナーさん、メイクさん等関わって下さった方々がとても祝福して下さり、私達夫婦も温かい気持ちになりました。撮影が決まった当初は、マタニティでの撮影は私服でしようかと悩んでいましたが、ウエディングドレスを着て撮ったことでお腹の赤ちゃんが私達をより強く結んでくれたという想いも伝わるのではないかと思います。

撮影が終わった今は、いつか赤ちゃんが大きくなった時に、この写真をみて私達の愛情が伝わるといいなという気持ちでいっぱいです。人生にそうないマタニティの期間、素敵なウエディングドレスでの撮影は本当に心に残りました。